Mon Dossier

セミナーや勉強会に参加したことのふりかえりメモ。

UX KANSAI UXデザインセミナー参加をふり返って

「ブログを続ける」というお約束が守れなかったし遅くなったのですが 最後はちゃんと書きます。

UX Kansaiで約1年学び、気付き

1年を通じて思ったことは、「手法」を学ぶだけではだめで、「思考」を変えたり「経験」することが必要とされていると思いました。 はじめは、学んだことをそのまま使えば、なんでも上手くいくと思っていましたが 全てに適応するわけではないし、人によって結果は異なることを実感しました。


セミナーが終わった=ゴールではなく、やっとスタートラインに立てた気がしています。 たくさん失敗と経験をする。なぜなぜを繰り返し、省察し外化する。
言葉にできない・気づいていない欲求を見つける事、価値を生み出すことは難しいけど、見つけるために、問いつづけ、考え続けなければ。



まわりに「UXデザインを取り入れよう!」というのは簡単だけど 結果を出さなければ、周りにも伝わらないし何も変わらない。 自分が何をしたいのか考え、実行して結果を出す!そして、分かりやすく伝えることだったり、 嫌がられても、一緒に巻き込んでやるほうが、経験者の話を聞いたり本で読むより効果的かな。と考えています。

...

1年通してのセミナー。毎回楽しみと不安な気持ちで参加。

浅野先生、UX Kansai運営の皆様、同じFチームメンバー、そして同じセミナーに参加した皆さんのおかげで、挫折せず最後まで学ぶことができて、感謝しています。 とくに、同じチームとなったメンバーの皆は、主張やアイデアをしっかり言える人が多く、自己主張が苦手な私にとっては良い刺激になりました。もっと自分の考えや何をしたいのかよく考え、アウトプットしていかないと...まだまだ弱いところです。

成長出来たのか自分では分かりにくいですが、社内の発言に違和感を感じたり 自分からアウトプットしたことが、他の人の考えや発言を変えれたりすることがあったので ほんの少し、前にすすめたかと思っています。。

ありがとうございました
まだまだこれからもよろしくお願いします

UX KANSAI #03のはなし

第3回のテーマ 「ビジネスインタビュー」

インタビューのやり方ではなく、ビジネスモデルを考えることについて。技術や顧客価値だけではなくビジネスモデルを考えることが必要です。企業のブランドや提供する製品・サービスと事業性(収益)も考えましょう。という話。とくに開発やデザイナーは、収益を考えられていない傾向にある。
そういや会社の先輩が「技術もアイデアもいいけど、儲けられへんからあかんわ〜」よく言っていることを思い出した。

言語化できない

前回のオブザベーションと同様、ビジネスインタビューでも要求を「言語化出来ない」そうです。インタビューをして見えない要求を見つけ、提案する。「違う」と言われても、根気よく続けてることが必要。企業のブランド、理念、ビジョン…これらはビジネスの基盤となるため、よく考えよく理解することは大切だと思う。

ビジネスモデル・キャンバス

ビジネスモデル・キャンバスでは、事業性・収益性・関係するひとやものの関係性の見える化が出来るということです。全部で9項目あり、順番通りに考えていくことが大事だそうです。

  1. CS(Customers:顧客)
  2. VP(Value Point:価値提供)
  3. CH(Channels:チャネル)
  4. CR(Customer Relationships:顧客との関係)
  5. RS(Revenue:収益)
  6. KR(Key Resources:主なリソース)
  7. KA(Key Activities:主な活動)
  8. KP(Key Partners:主なパートナー)
  9. CS(Costs:コスト構造)

インタビューでは、浅野先生がビジネスモデル・キャンバスの項目を順番に質問されていた。またこれらを元にCVCA (顧客価値連鎖分析)も利用し、関係性を整理する。

今回はどうだったか…

実際にモデルとなる会社に来ていただき、インタビューを行った。テーマは、使われていない土地や老朽化した建物の有効活用について。
キャンバスを書き進めるものの「全体がぼんやりしている」という状態に。
またCVCA (顧客価値連鎖分析)も書きましたが、見える化どころか繋がりや企業の存在意義・価値が見えない状態でした。そりゃ「私たちは何をすればいいの?」と聞きたくなるか〜-_-;

前回同様、ペルソナをしっかり決めなければ始まらない。1.顧客と2.顧客価値…ここが曖昧だった。
そして、企業として何が出来るのか、提供するコトは本当に必要なのか、長期的流用性や品質はどうなのか…。過去の回で学んだ言葉を思い出すのではなく、自然に出来る「しっくりしている状態」にしたい。まだまだ未発達なのが悔しい〜!
また、冒頭で書いた通り、価値を提供する企業が、何を大切にしててどんなブランドを築いているのかも考えないと。その企業が築いたブランドを無視したアイデアで、お客様と今まで築いた信頼関係を台無しにしてしまうのは良くないし、そんなアイデアに投資してもらえないよね。企業さんのことももっと知らないと!

言ってもらえることは有難い

浅野先生と直接質疑応答させていただき、間違っている・出来ていないとバシッと言っていただけるのは改めて有難い事だと思いました。セミナー外でひとりで考えて書いてこれで良いのか悶々している時より、スッキリして嬉しい。(凹むけどw)

次回は、9/2,3の連続回!今まで学んできたことを自然に使いこなせるようになりたい。

UX KANSAI #02 のはなし

第2回のテーマ「オブザベーション(観察)」

観察・分析法は、いくつかある。 その中で「オブザベーション(行動観察)」と「上位下位関係分析法」を学ぶ会。
調査にいくつかあり、質的調査を実施。対象者が思ったこと、感じたことなどのデータをとる。この時、聞くタイミングや聞き方にに注意が必要。

  • タイミング: なるべくすぐ。その場で聞く。
    →都合の悪いことは、時間が経つと忘れたり、順応するから。
  • 聞き方: 「なぜ?」と聞く。
    →「悪いことは?」と聞くと、人は嘘をつく。また、悪いこと探しになって全体が見えなくなってしまう。
    →「○○は使いづらい?」と聞くと、質問者の仮説の検証や相手を誘導してしまう。

仮説検証ではない。

探索的情報収集(=行動観察)を行う時、「仮説を持たず、事実を元に考えを深める。」ことが必要。 仮説を持つと、誘導尋問になったり、偏った視点で事象を見てしまう。 「ここ困るでしょ!」と思い込みで観察してしまうと、実は困ってなかったり、別のところが問題があるのに発見できない可能性がある。
鳥の目、虫の目、魚の目…広く全体を見て、ポイントは狭く深く見て、流れを見る。

一方、開発で検証を行う場合は、仮設立てて行うことが多いので今回学んだことと逆。無意識に仮設立ててしまう可能性がある。
状況に応じて使い分けすることと「無」になるトレーニングが必要かな。

モノではなく人を見る

目の前にある解きやすい問題を解決しようとするとどうしてもモノに注目してしまう。 するとUXではなくUIを改善しようとしてしまう。
かならず、それを利用している人、その背景の全体を見ること。 何を目的に人はこれ(モノ)を使うのか。なぜ不便と感じているのか…。
誰がどんなシーンで使うのか?長期的品質(時間軸)も忘れないように!

分析につまづく…

まず行動観察後、「外的な事象」と「発見や洞察」をわけて書くシーンで まぜて書いてしまった。違いはなんなのかな?こういうことかな?

  • 外的な事象:目の前で起こった事実?
  • 発見や洞察:事実を観察・分析した結果?

これらを単語で書かず、状態や動詞で外化することで、他の人とディスカッション出来る状態になるのできちんとすること。
「上下下位関係分析」も、事象から、問題点、改善策のヒントへボトムアップしていく時がむつかしいし、全然しっくりこない~。。手が止まってこれでいいの?と不安になってしまう。。
トリアージ(問題の重みで優先度を決める)して、全部を解決しようとするのじゃなくて、最適なところから対応する。小さいところから少しずつでいいから自分の中で落とし込んで行かないと。

恥ずかしさがキーワード

観察中、「恥ずかしい」と確かにつぶやいていたのに、見落としてました。この答えに行きつけなかったのは、「恥ずかしい=食べているのを観察されている状況が恥ずかしい」という思い込みが邪魔したのかな? でも「なぜ?なぜ?」と深堀すれば、浅野先生の言う正解にたどりつけたのかも…

  • なぜ恥ずかしい?→「食べ方が汚いから」
  • なぜ食べ方が汚いと思う?→「ゼリーが食べているうちに細かくなって、それをうまく掬えないから」
  • なぜ食べにくいゼリーを掬おうとするのか→「流し込むのは下品だから」

※これを書いていること自体、「恥ずかしい」という先入観による書き方かもしれないけれど。。

「現場に行ってる?」という問い…

作ったものを実際に使っている、使われようとする現場へ、作った人(開発、デザイナー)が行くことの必要性、私も日頃思います。 なぜなら、思ってない使い方を目撃したり、お困りごとや要求を聞ける状況に出くわした経験があるから。そこで来た話は、営業が言っていたことと異なっていた事もありました。 しかし悲しいことに、自社では出来ていないことが多い。BtoBなので本当の利用者のもとへ行けない、不具合や規格対応で忙しい、経費削減、上司の許しが無い(←なぜ許さないのか不思議)。他の会社はどうなんでしょう…質問時にあまり手が挙がってなかった気がする。

第2回目のタイムテーブル
  • 観察法講義と課題説明
  • 観察スタート
  • 観察シートの清書
  • 上位下位関係分析
  • 分析結果から洞察問題発見へ
  • 発表・講評
  • 終了、懇親会へ(※今回は欠席…)

次回は、8/5

UX KANSAI #01 のはなし

月に1度開催されるUXデザインセミナー全9回の1回目に参加してきました。

第1回のテーマ「ブートキャンプ」

第1回目は、概要説明、心構え、ワークショップ。このセミナーを受けるため、あるいはこれからサービスデザインを考えていくために常に意識しければならない大切なことです。
たくさん叱られて気付き、参加者の皆さんと経験・議論することで、少しずつ身に付いていくのだと思います。もちろん受け身ではなく、主体的に行動すれば。

「サービスデザイン」がキーワード

サービスデザインとは、サービスに関わる事や物、人、環境…全てを言います。製品(モノ)は全てサービス(コト)につながっています。モノはそれぞれ独立していますが、うまく組み合わせることでサービスが生まれます。ただしサービス(要求)は常に変化するものであるということに注意。

学ぶ姿勢とスキル=知識・技術 + 判断

「判断」は、トレーニングをして体質から変える必要があるということです。下記が必要です。

  1. 常に好奇心と問いを持って生きる(なぜだろう)
     →日々アンテナをはっていること。それが当たり前と思わず「なぜ?」と考えてみる
  2. モノではなくコト(ヒト)を見る(サービスとは何か)
     →局所ではなく全体を見る。とくにヒトを見るように。
  3. 常にゴールを意識する(本当にそれなのか)
     →ゴールは間違っている可能性があるので注意が必要。常に問うこと。
  4. 人と違う方向から見る(予定調和を壊せ)
     →リフレーミング。同じ視点だからといって安心してはいけない。さらに同じ視点かそうでないか、想像し実際に確認を。
    これを学習して覚える、ではなく「発達」してしっくりくる状態にすることがポイント。

省察」と「外化」を怠らないこと

はじめて聞いた言葉。チームで何かを創り上げるためには大事なことだと思います。言葉の意味を自分のためにメモ。

  • 省察(せいさつ):自分の経験や考えを一般常識(他の経験や考え)に当てはめて、捉えなおす。
  • 外化(がいか):自分の頭の中にある考えを、相手に知らせること

チームビルディングのマシュマロチャレンジ

詳しくはTEDのサイト。結果が面白い。:

www.ted.com

1回目の結果をリフレクションし、Keep、Problem、Tryをまとめる。2回目は、目標値もきちんと明記。「拙速で作成→結果確認→考察→計画→実行・作成」を行う。
作業はチームで行うため、情報を人に知らせる必要があります。ルール上、コミュニケーションは口頭のみですがチームの業種はバラバラ。つまり専門用語は使えないので共通言語を使うことになります。 そして役割分担、例えばタイムキーパー。管理者がいるとより良いということです。ファシリテーション出来てさらに決断出来る人は、日常業務でもよく必要と感じる。

発想法ワークショップで「最悪トラベル」

チームで「最悪トラベル」について考え5W1Hで整理してストーリーを発表するのですが、発表直前ほとんどのチームの内容が同じになっていました。そして、講師である浅野先生からのお叱りで初めて気付く。先ほどの「判断」に書かれていることが出来ていない!

  • 最悪の定義に対して本当にそれでいいのか?をゴールを議論できていない
  • 「他と一緒=安心」というフレームから脱せていない
  • そもそも他のチームはどうなっているのか?もあまり考えられていないし情報を得るために行動していない…

ということで再チャレンジ。今度は言われただけあって、リフレーミングや本当にこれで良いのかよく考えて行動することが出来ました。
もちろん「最悪トラベル」を考えるだけで終わりではありません。他のチームの最悪トラベルを最高のものに変えるサービスを考えるところまでがワークショップ。 他チームの最悪トラベルの「問題」とは何かを調査し分析、その問題要求を解決する方法を考えていきます。

問題の定義は3種類にわけられる
  1. Simple Problem 解きやすい問題
  2. Complex Problem 解きにくい複雑な問題
  3. そもそも何が「問題」なのか定義出来ない

1については、対処療法で解決出来ますが、2や3はそれでは出来ない。その時は解決できても、時間の経過や環境の変化で再び出てきてしまう。つまり問題は次々生まれるので、1回きりだけではなく何度も反復してするようなやり方になっていきます。(≒アジャイル開発)
また、目の前の問題に気を取られてそればかり解決しても、どんどん問題が発生してしまう。その裏にある根源のことは考えた?とも問われているように思いました。

すこし気になったこと

ワークショップ中チーム内の情報がきちんと共有出来ていないと感じることがありました。バランスよく、誰かに偏り過ぎず全体を見るよう気を付けないと…

第1回目のタイムテーブル
  • イントロダクション
  • チームビルディング(マシュマロチャレンジ)
  • 発想法ワークショップ
  • 片付けと懇親会

次回は7/8です。