Mon Dossier

セミナーや勉強会に参加したことのふりかえりメモ。

UX KANSAI #01 のはなし

月に1度開催されるUXデザインセミナー全9回の1回目に参加してきました。

第1回のテーマ「ブートキャンプ」

第1回目は、概要説明、心構え、ワークショップ。このセミナーを受けるため、あるいはこれからサービスデザインを考えていくために常に意識しければならない大切なことです。
たくさん叱られて気付き、参加者の皆さんと経験・議論することで、少しずつ身に付いていくのだと思います。もちろん受け身ではなく、主体的に行動すれば。

「サービスデザイン」がキーワード

サービスデザインとは、サービスに関わる事や物、人、環境…全てを言います。製品(モノ)は全てサービス(コト)につながっています。モノはそれぞれ独立していますが、うまく組み合わせることでサービスが生まれます。ただしサービス(要求)は常に変化するものであるということに注意。

学ぶ姿勢とスキル=知識・技術 + 判断

「判断」は、トレーニングをして体質から変える必要があるということです。下記が必要です。

  1. 常に好奇心と問いを持って生きる(なぜだろう)
     →日々アンテナをはっていること。それが当たり前と思わず「なぜ?」と考えてみる
  2. モノではなくコト(ヒト)を見る(サービスとは何か)
     →局所ではなく全体を見る。とくにヒトを見るように。
  3. 常にゴールを意識する(本当にそれなのか)
     →ゴールは間違っている可能性があるので注意が必要。常に問うこと。
  4. 人と違う方向から見る(予定調和を壊せ)
     →リフレーミング。同じ視点だからといって安心してはいけない。さらに同じ視点かそうでないか、想像し実際に確認を。
    これを学習して覚える、ではなく「発達」してしっくりくる状態にすることがポイント。

省察」と「外化」を怠らないこと

はじめて聞いた言葉。チームで何かを創り上げるためには大事なことだと思います。言葉の意味を自分のためにメモ。

  • 省察(せいさつ):自分の経験や考えを一般常識(他の経験や考え)に当てはめて、捉えなおす。
  • 外化(がいか):自分の頭の中にある考えを、相手に知らせること

チームビルディングのマシュマロチャレンジ

詳しくはTEDのサイト。結果が面白い。:

www.ted.com

1回目の結果をリフレクションし、Keep、Problem、Tryをまとめる。2回目は、目標値もきちんと明記。「拙速で作成→結果確認→考察→計画→実行・作成」を行う。
作業はチームで行うため、情報を人に知らせる必要があります。ルール上、コミュニケーションは口頭のみですがチームの業種はバラバラ。つまり専門用語は使えないので共通言語を使うことになります。 そして役割分担、例えばタイムキーパー。管理者がいるとより良いということです。ファシリテーション出来てさらに決断出来る人は、日常業務でもよく必要と感じる。

発想法ワークショップで「最悪トラベル」

チームで「最悪トラベル」について考え5W1Hで整理してストーリーを発表するのですが、発表直前ほとんどのチームの内容が同じになっていました。そして、講師である浅野先生からのお叱りで初めて気付く。先ほどの「判断」に書かれていることが出来ていない!

  • 最悪の定義に対して本当にそれでいいのか?をゴールを議論できていない
  • 「他と一緒=安心」というフレームから脱せていない
  • そもそも他のチームはどうなっているのか?もあまり考えられていないし情報を得るために行動していない…

ということで再チャレンジ。今度は言われただけあって、リフレーミングや本当にこれで良いのかよく考えて行動することが出来ました。
もちろん「最悪トラベル」を考えるだけで終わりではありません。他のチームの最悪トラベルを最高のものに変えるサービスを考えるところまでがワークショップ。 他チームの最悪トラベルの「問題」とは何かを調査し分析、その問題要求を解決する方法を考えていきます。

問題の定義は3種類にわけられる
  1. Simple Problem 解きやすい問題
  2. Complex Problem 解きにくい複雑な問題
  3. そもそも何が「問題」なのか定義出来ない

1については、対処療法で解決出来ますが、2や3はそれでは出来ない。その時は解決できても、時間の経過や環境の変化で再び出てきてしまう。つまり問題は次々生まれるので、1回きりだけではなく何度も反復してするようなやり方になっていきます。(≒アジャイル開発)
また、目の前の問題に気を取られてそればかり解決しても、どんどん問題が発生してしまう。その裏にある根源のことは考えた?とも問われているように思いました。

すこし気になったこと

ワークショップ中チーム内の情報がきちんと共有出来ていないと感じることがありました。バランスよく、誰かに偏り過ぎず全体を見るよう気を付けないと…

第1回目のタイムテーブル
  • イントロダクション
  • チームビルディング(マシュマロチャレンジ)
  • 発想法ワークショップ
  • 片付けと懇親会

次回は7/8です。