Mon Dossier

セミナーや勉強会に参加したことのふりかえりメモ。

UX KANSAI #02 のはなし

第2回のテーマ「オブザベーション(観察)」

観察・分析法は、いくつかある。 その中で「オブザベーション(行動観察)」と「上位下位関係分析法」を学ぶ会。
調査にいくつかあり、質的調査を実施。対象者が思ったこと、感じたことなどのデータをとる。この時、聞くタイミングや聞き方にに注意が必要。

  • タイミング: なるべくすぐ。その場で聞く。
    →都合の悪いことは、時間が経つと忘れたり、順応するから。
  • 聞き方: 「なぜ?」と聞く。
    →「悪いことは?」と聞くと、人は嘘をつく。また、悪いこと探しになって全体が見えなくなってしまう。
    →「○○は使いづらい?」と聞くと、質問者の仮説の検証や相手を誘導してしまう。

仮説検証ではない。

探索的情報収集(=行動観察)を行う時、「仮説を持たず、事実を元に考えを深める。」ことが必要。 仮説を持つと、誘導尋問になったり、偏った視点で事象を見てしまう。 「ここ困るでしょ!」と思い込みで観察してしまうと、実は困ってなかったり、別のところが問題があるのに発見できない可能性がある。
鳥の目、虫の目、魚の目…広く全体を見て、ポイントは狭く深く見て、流れを見る。

一方、開発で検証を行う場合は、仮設立てて行うことが多いので今回学んだことと逆。無意識に仮設立ててしまう可能性がある。
状況に応じて使い分けすることと「無」になるトレーニングが必要かな。

モノではなく人を見る

目の前にある解きやすい問題を解決しようとするとどうしてもモノに注目してしまう。 するとUXではなくUIを改善しようとしてしまう。
かならず、それを利用している人、その背景の全体を見ること。 何を目的に人はこれ(モノ)を使うのか。なぜ不便と感じているのか…。
誰がどんなシーンで使うのか?長期的品質(時間軸)も忘れないように!

分析につまづく…

まず行動観察後、「外的な事象」と「発見や洞察」をわけて書くシーンで まぜて書いてしまった。違いはなんなのかな?こういうことかな?

  • 外的な事象:目の前で起こった事実?
  • 発見や洞察:事実を観察・分析した結果?

これらを単語で書かず、状態や動詞で外化することで、他の人とディスカッション出来る状態になるのできちんとすること。
「上下下位関係分析」も、事象から、問題点、改善策のヒントへボトムアップしていく時がむつかしいし、全然しっくりこない~。。手が止まってこれでいいの?と不安になってしまう。。
トリアージ(問題の重みで優先度を決める)して、全部を解決しようとするのじゃなくて、最適なところから対応する。小さいところから少しずつでいいから自分の中で落とし込んで行かないと。

恥ずかしさがキーワード

観察中、「恥ずかしい」と確かにつぶやいていたのに、見落としてました。この答えに行きつけなかったのは、「恥ずかしい=食べているのを観察されている状況が恥ずかしい」という思い込みが邪魔したのかな? でも「なぜ?なぜ?」と深堀すれば、浅野先生の言う正解にたどりつけたのかも…

  • なぜ恥ずかしい?→「食べ方が汚いから」
  • なぜ食べ方が汚いと思う?→「ゼリーが食べているうちに細かくなって、それをうまく掬えないから」
  • なぜ食べにくいゼリーを掬おうとするのか→「流し込むのは下品だから」

※これを書いていること自体、「恥ずかしい」という先入観による書き方かもしれないけれど。。

「現場に行ってる?」という問い…

作ったものを実際に使っている、使われようとする現場へ、作った人(開発、デザイナー)が行くことの必要性、私も日頃思います。 なぜなら、思ってない使い方を目撃したり、お困りごとや要求を聞ける状況に出くわした経験があるから。そこで来た話は、営業が言っていたことと異なっていた事もありました。 しかし悲しいことに、自社では出来ていないことが多い。BtoBなので本当の利用者のもとへ行けない、不具合や規格対応で忙しい、経費削減、上司の許しが無い(←なぜ許さないのか不思議)。他の会社はどうなんでしょう…質問時にあまり手が挙がってなかった気がする。

第2回目のタイムテーブル
  • 観察法講義と課題説明
  • 観察スタート
  • 観察シートの清書
  • 上位下位関係分析
  • 分析結果から洞察問題発見へ
  • 発表・講評
  • 終了、懇親会へ(※今回は欠席…)

次回は、8/5